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![]() 「レッドクリフ Part1」観ました! ジョン・ウー監督が三国志の映画を撮ると聞いて以来、 楽しみにしていた作品。 これは期待を裏切らない傑作でございました。 ジョン・ウー監督のこれでもかと繰り出してくる エンターテイメント性にしびれました。 以下要点まとめてみます。 1.「対立の構図を分かりやすく」 劉備・孫権連合軍=善、曹操軍=悪 という風に、物語の設定をわかりやすくしてある。 冒頭、この物語の内容・構図の説明が挿入されていて、 三国志初心者への配慮もなされてます。 ナレーションは大塚明夫氏。 配給にテレ朝が絡んでるから、 日曜洋画劇場からの抜擢なのだろう。 2.「男たちの友情を前面に」 周ユと孔明の友情を熱く描いている。 琴の競演は見応えあり。 この競演で男たちは分かり合えたのだ! でもこの二人のキャストだと、 周ユの孔明への憎悪は、 永遠に生まれそうもないけどw。 3.「男女の愛をはしょらず描く」 周ユと小喬の夫婦のやりとりをちゃんと描く。 曹操の小喬への偏愛も狂気を孕んでみせる。 夏侯淵(?)らしき将軍がつぶやく一言 「女一人のために戦を起こしたのか…」 以上監督のこだわりが見える3点を列挙してみました。 僕は監督のこのエンターテイメント性への特化を すんなり受け入れて楽しめたんだけど、 「レッドクリフ」に否定的な人は この3点が気に入らないと言う人が多いですな。 おいおい、映画って決められた時間の中で、 楽しむためのものだろうがい。 史実・演義の話を引っ張り出して、批判したりするのは この際何か違うと思うぞと。 ただ、上記のことから登場人物を一人一人 丁寧に描いているので、 2時間半に及ぶ長編となっています。 それについては長いと感じる人は多いのかも知れんけど。 僕は別段気になりませんでした。 むしろ早く感じたほうですよ。 劉備軍の猛将3人にそれぞれ見せ場があったり、 魯粛と尚香の笑えるやり取りとか むしろ脇役もおざなりにしていないとこが好感もてました。 まぁ魏が好きな人はお気の毒でしたが。 この映画のさらなる魅力はそのキャスティングの妙。 主要キャラは大体納得でした。 ![]() その中でも特筆すべきは、魯粛役のホウ・ヨン氏。 ハマリ役過ぎです(笑)。 別にこの人が魯粛だと説明されなくても、 三国志好きなら一目で分かりますよw。 「あっ、こいつ魯粛だな」と。 尚香役のヴィッキー・チャオさんとのやり取りは秀逸。 ヴィッキーさんといえば、「少林サッカー」のイメージしか なかったけど、その御転婆ぶりがこれまたハマリ役でした。 今回字幕版で見ましたが、吹替え版も見たい! ウィキで調べてみたら、三国の英雄の声優さんがそれぞれ、 曹操=磯部勉氏=ハリソン・フォードのフィクス声優 劉備=玄田哲章氏=アーノルド・シュワルツェネガーのフィクス声優 孫権=平田広明氏=ジョニー・デップのフィクス声優 なのだよ! これってまさにハリウッド三国志(笑)! 水軍強い呉軍の孫権が平田さんって、 いい意味で狙いすぎやろ。 ジャック・スパロウか、はたまた黒脚のサンジか(笑)。 周ユは山寺さんだし、他のキャストも豪華声優陣。 序盤のちょい役献帝でさえ石田彰氏。 いやぁすげえ。 DVD出る前に観にいってしまうかもしれん。 とにかく吹替え版見たら、「吹替えのススメ」コラムも 必ず書きますね! ![]() ↑よろしければクリック! 以後ネタバレを含むので、 一端折りたたみます。 見てない人は読まないでね。
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- - 魏軍好きにはお気の毒な内容とは先ほども書きましたが、 ひとつ目が点になった出来事が…。 僕の勘違いかもしれませんが、 張遼が周ユに殺されちゃいました(爆)。 「竜巻旋風矢刺し」みたいな技で(笑)。 僕の大好きな張遼が…。 しかも演じてた俳優さんが、丹古母鬼馬二さんに ソックリな顔だったし…。 曹操が曹洪と張遼に騎馬隊での出撃命令をしたから、 やっぱりあの武将が張遼だよなぁ…。 僕の勘違いであった欲しいものだ。 名前が出た謎の武将、夏侯シュンか、 魏憤のどちらかであって欲しい。 まぁ彼が放った矢が、趙雲を庇ったとはいえ、 周ユにヒットしました。 おそらくPart2で、この矢傷がもとで、 周ユは死んでしまうのかもしれないけど。 そう思うと重要なキャラか? それにしても劉備軍の3将軍は大活躍! 趙雲かっこよかったねぇ~。 阿斗を抱いて単騎駆け巡るシーンは圧巻。 でも単純に無敵っぷりをみせるわけじゃなく、 ちゃんと手傷を負ったりもする。 自分の馬の傷に薬を塗るシーンもあったり。 関羽もメチャクチャ強かった。 八卦陣での戦いでは、現れるや否や 得物の青龍刀を相手に投げつけ(笑)、 素手で突っ込み相手をボッコボコに。 演じている俳優バーサンジャプさんは、 チンギス・ハーンの子孫なんだってね~。 オドロキました。 ってことは彼が源義経の子孫ってことも…?。 違うかw。 んで張飛ですよ。 彼は得物を相手に投げつけたりしません。 っていうか、武器持ちません(笑)。 素手で相手をタコ殴り。 声もでかいし強い強い。 あまりに素手で殴りつけるシーンのインパクトが強すぎて、 思わず思い出しちゃったよ「天地を喰らう」。 なもんで、懐かしいゲームソフトを買ってしまいました。 ![]() PS用のゲームは中古品も高値で売買されているようですが、 灯台下暗しというか、このカプコンゲームブックシリーズは 定価で買えたりする。 amazonにて、ゲームで検索しても出てこないんですよ。 和書にて、検索するとヒットします。 メインは本であって、ゲームは同梱扱いだからかな。
押入れの奥に眠っているセガサターンを引っ張り出せば できたソフトなのですが、PSでやるために購入。 いやぁ懐かしいです。 これゲーセンで散々やったなぁ。 続編でないかなぁ~。 カプコンさん、「戦国BASARA」の三国志版を、 「天地を喰らう」を題材に作ってはもらえんじゃろか? 追記: その後、NIJOさんからの情報により、 死んだのは張遼じゃないことが判明。 やはり、曹洪&張遼と夏侯シュン&魏フンを 取り違えていたようです。 面目ない。 |
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拙ブログにも書きましたけれど、
「三国志」をよくわかった上で
エンターテイメントに仕上げている感じがして
面白かったです。
張遼の件。
私はちょっと見分けがつかなかったのですけれど、
こちらのページ
http://www.chugen.net/redcliff/index.html
によれば、死んだのはオリジナルキャラらしいですよ。
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おぉ英傑群像での特集していたのですね!
細かすぎて、しかもさくら剛氏のコメントまで。
大変楽しませていただきました。
張遼の件は私の思い過ごしでよかったです。
曹洪&張遼コンビと、夏侯シュン&魏フンコンビを
やはり取り違えていたようです。
「オリジナル名の人物は皆死ぬ」のような、
噂も流れておりますね。
甘興やばいです。
逆に周ユは死ななそうですね。
とにかくPart2を楽しみに待つとしましょう。
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【2009/04/13 00:23】
URL | 三国志辞典 #-[ 編集]
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>もう少しありのままの赤壁の戦いが
「ありのまま」って言うのが分かりづらいですね。
史実通りにして欲しいという意見を良く見かけますが、
そういう皆さんは「演義」自体に否定的なのでしょうか。
「蒼天航路」のアニメをオススメします。
【2009/04/13 18:01】
URL | トトオ #-[ 編集]
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【2009/05/11 00:46】
| #[ 編集]
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大スクリーン最後の日に慌てて鑑賞。臨場感を味わおうと前の方に着席・・・でかい!とにかく字幕がでかすぎる。 ネタバレ映画館【2008/12/13 18:12】